「前の日に使った数をもう一回引っ張り出してきて、そこに足して累計していく。3日前、4日前に使ったのもさかのぼって調べて——これが、めっちゃ面倒くさい」
7月1日、大野市内の設備工事会社様で、社長と社員の皆さん向けのAI研修を実施しました。1年かけて全20回、「自分たちの会社に合ったAIの使い方を、みんなで作っていく」計画の、社員さん向け第1回です。
冒頭のアイスブレイクで「日頃感じるめんどくさい」を一人ずつ伺うと、出てくる出てくる——
取り組んだこと
この日ご紹介したのは、チャットにただ質問するAIではなく、フォルダの中を読み書きできるAIです。
まず、事前にやり取りしてきた資料フォルダをAIに読ませ、「これは何のフォルダか」を言い当てるところから。続いて、工事のたびに頭を悩ませる「必要書類の選定」を軽くする試作アプリを、実際に動かしてお見せしました。
そして本番はライブです。参加者の方の実際の工事日報を、その場でスマホで1枚撮影してAIに渡すと——工事名・日付・天候・使った部材を読み取り、「使った部材を日ごとに累計するのは、一番簡単・確実です」と返答。そのまま、工事名を選んでポチポチ入れるだけで前日までの累計に自動で足し上がる日報アプリの叩き台が、待っている間に出来上がりました。
ポイントは、何百万円もする出来合いのソフトに自分たちを合わせるのではなく、自分たちの仕事に合わせて、自分たちでソフトを作ってしまうこと。もちろん、実際の現場のフォーマットに合わせる調整はこれからで、そこを皆さんと一緒に進めていきます。
いただいた感想
「設計書と図面を入れたら施工計画書まで作ってくれると、すごくありがたい」
「実際に使えるようになる自分が、まだ想像できない。でも、できるようになったらと思うとワクワクします」
「楽になりそうで、楽しみです」
「未知の世界」という声も。「賢い相棒に情報を渡すだけで、欲しい成果物がボーンと出てくる——ドラえもんがいるみたい」という例えも飛び出しました。
この日のキーワードは「わがまま」。AIに気を使って「どう伝えようか」と考えるのではなく、「こうしたい」「これが面倒くさい」とわがままを言うほど、うまくはまります。一人ひとりに、エンジニアの部下がついたようなものです。
次回は、日々の日報集計を小さく作って「できた」をひとつ積むところから。楽になった人から「次は俺の番か」と続いていく流れを、1年かけて育てていきます。
こんな「毎日の面倒」に心当たりがある方へ
- 手書きやExcelの日報・台帳の転記と集計に、毎日・毎月時間を取られている
- 過去の現場・案件の資料探しに、いつも手間取っている
- 出来合いのソフトを入れてみたが、自社のやり方に合わなかったことがある
一つでも当てはまる方は、一度ご相談ください。あなたの会社のやり方に合わせて、「もう一人のスタッフ」としてのAIを一緒に育てていきます。