「からくりは分かってきた。次は自分のサービスの見せ方や価値の高め方」
全6回のAI伴走、その最終回に出てきた言葉です。
売上への漫然とした不安は、営業の段取りと月々の決算で状況を見える化するところまで到達し、最後は、目標の売上を積み上げるために、自分が今後どんなサービスを打ち出していくかという事業設計の話まで昇華。
でも、初回に出てきた言葉は「AIが何か良さそうなのはわかるんだけど・・・頭がとっ散らかって、何からやっていいか分からない」というごちゃごちゃからのスタートでした。
最初の不安は、暮らしのほうにあった
「とにかく毎日時間がない!」・・・一番最初の課題は、暮らしの困りごとでした。予定の置き場は4〜5か所。Notion、Googleカレンダー、学校のおたより、ホワイトボード。毎朝それを頭の中で組み直し、時々子どもの下校時間を見落とす。そして、頭の片隅にはいつも「もっと稼がないと」がある。
初回にやったのは、これらあちこちにある情報を一元化することでした。散らばっていた予定を毎朝1通のメールにまとめて報告してくれるしくみ。次に伺ったときには、彼女が自分で組み上げていました。
不安は次の課題に置き換わっていった
毎朝、頭のメモリを食っていたことが片づくと、次に出てきたのは「どこに向かっているのか分からない」という問題でした。ありたい暮らしを1枚の文章にまとめると、今度は「理想像と今日のタスクの間の橋渡しが無い。本当に進んでいるのか分からない・・・」。
そこで、月ごとに「ここまで行けたらOK」という到達ラインを定めます。そうすることで、次はその仕事の取り方を考えていけるようになりました。
「自分が手を動かさないから、監督者になるからちょっと楽なんだよね」
何度か回を重ねたときに、彼女がこう言ってくれました。楽になった実感が出てきて、次はようやくお金の番が来ます。
枝葉のタスクから、徐々に事業の核心部へ
スライドや企画書は、あっという間に捌けるスピードになっていました。Instagram投稿の準備は、リサーチもデザインも予約投稿も含めて週1時間半かかっていたのが、10分ほどになっています。
クリエイターとして手を動かしていた時間が浮いた分、ディレクターの領域へとシフトしていきます。「打ち合わせ後のまとめが憂鬱・提案が重い」といった悩みも、録音から議事録と次の一手を提案できるように。
ディレクター領域もラクになってくると、いよいよ核心部の経理・経営へと移っていきます。
「まだ今年になってから帳簿に1件も記帳していない」数字を見るのが怖い
終盤は、7月分までの月次決算を2人で確認するところまで進みました。クレジットカード、口座の明細、現金のレシート。入口がばらばらの明細を会計ソフトに取り込めるところまでAIが整えてくれ、人間の方はそのデータ分析に注力できるようになりました。
損益計算書では、7か月の平均で毎月きちんと利益が出ています。ところが通帳の残高は毎月減っていました。差の正体は、損益計算書に出てこない生活側の支出です。
安心できる水準として本人が挙げたのは、「現金が毎月いくら増えていればいいか」という自分なりの基準。必要経費も織り込んで逆算すると、そこに届くために必要な売上まで見えてきます。
起業塾でありがちな「あなたは月いくら稼ぎたいですか?」という講座の定番の問いに、初めて自分の数字で答えられるようになりました。
自分が一番やりがいがあって、楽しい仕事は、何?
そして最後に残ったのが、「本来私がやりたい仕事ってなんだろう?」という問いです。いちばん楽しくて、いちばん喜ばれた仕事は何だったか。とある施設のPRをお手伝いしたとき、現場のスタッフさんとデザイン会社の間に入って、やり取りを翻訳した仕事でした。
最後に、今後それをサービスとして展開していくために、A4横1枚のサービス案内文・キャッチコピーを作るワークを実施。
日々の家事・育児・自分の仕事で忙殺されていたママさんが、自分の時間を取り戻し、事業運営のかじ取りまで手綱を引けるようになりました。
たった6回の伴走で、とても大きな進化です。
組み立てや分解が得意なAIは、フリーランスママの強い相棒。
- AIで目先の作業は速くなったのに、お金の不安だけが消えない
- 「いくら稼ぎたいですか」と聞かれても答えられない
- 事業のお金と家のお金が混ざったままになっている
- 確定申告を毎年ギリギリで迎えている
こんなことでお困りの方は、ぜひAI勉強会にお越しください。
何から手を付けていいか分からない、という状態でも大丈夫です。まず、困っていることを聞かせてください。福井県内を拠点とし、ご自身の仕事の困りごとを題材に、実践型の勉強会と伴走をやっています。日程や進め方はAI勉強会のご案内をご覧ください。