2026年7月22日、福井市中央公民館のICT講座「AI活用術」に、講師として登壇しました。会場はアオッサ6階の研修室、平日の夜19時から20時30分までです。
参加は約30名。多くの方が広報ふくいを見て申し込まれたそうで、定員を超える応募があり抽選になったのだとか。年代は50代を中心に、60代、70代の方まで。人気の高まりを感じました。
この講座は令和8年度ふくい中央みらいカレッジ ICT講座の一コマで、全体のテーマは「情報格差の解消」。対象は福井市在住または在勤の方で、仕事でChatGPTなどを使ってみたい初学者の方々です。
当日の講座は、中央公民館のご厚意により、全編を動画で公開させていただいています。抽選に外れた方や、当日お越しになれなかった方も、同じ内容をご覧いただけます。
取り組んだこと
当日は無料版でできる範囲に絞って、4つの使い方をその場で一緒に手を動かしました。
答えを聞くのではなく、AIのほうから質問してもらう。情報が足りないまま頼むと、一般論しか返ってきません。
ゼロから書かず、雑なメモを渡して業務メールに整えてもらう。自分の言葉を素材として渡すのがコツです。
長い文章から、決まったこと・未決定のこと・誰がいつまでにやるかを取り出す。要約で止めると、仕事はまだ動きません。
この回は、福井市議会の議事録をその場で貼り付けて試しました。
同じ内容を、経営者・現場の社員・ITが苦手な方に合わせて言い換える。内容だけでなく「誰に伝えるか」を渡します。
いただいた感想と、終了後に残った質問
20時30分の閉会後、何人もの方が会場に残られました。伺ったのは「スライドはどうやって作らせるのか」「職場で安全に使うにはどうすればいいか」。どちらもその場では話しきれないので、「いい感じの資料を作って」では、微妙なスライドしか出てこないと会社の情報をAIに入れて大丈夫?をご案内しました。
アンケートの自由記述にも、同じ手触りがありました。
「業務マニュアルのデータをもとにプレゼン資料作成が最終目標です」
「個人情報・セキュリティ面について具体的な事例があると良い」
「分かりやすく、ふだんの自分の使い方と比べることができた。『有料』の考え方も納得することができました」
根拠や信憑性をどう確かめるか、という声もありました。すでに使っている方が、使っているからこそ気になり始めている。そういう手触りでした。
登壇して感じたこと
今回は、初めてChatGPTを触るという方も一定数いらっしゃいました。その一方で、今まで以上に実務で使いこなしたいという要望が、かなり多かったように思います。以前この手の講座でよく出たのは、音楽を作らせる、画像を作らせるといった枝葉の質問でした。閉会後まで会場に残って、スライドの作り方や職場で安全に使う方法を熱心に聞いてくださる方が何名もいらっしゃったことも含めて、AIが世の中に浸透していることを強く感じました。
公民館主催の市民講座で、対象は「これから仕事で使ってみたい方」です。今回は無料版でできる範囲に絞って設計しました。もっと実務に踏み込んだ内容を、というご要望も複数いただいています。ご自身の仕事を題材に手を動かしたい方は、人数を絞った勉強会でお受けしています。
こんな方へ
- 講座や本で一通り見たものの、自分の仕事のどこに使えるかが結びつかない
- 社内で使いたいが、どこまで入れていいかの線引きが決まっていない
- 資料作りや日々の集計に、毎週まとまった時間を持っていかれている
企業様には、御社の業務に合わせて内容をカスタマイズした実践型の社内研修としてご提供しています。聞いて終わりではなく、実際の資料やデータを題材にして、その業務が片付くところまでを一緒にやります。個人の方や少人数で試したい方は、AI勉強会からどうぞ。