「AI、いろいろありすぎて、どれを選べばいいのか分からない」。これも、研修でとてもよく聞く声です。ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot……名前だけで何種類も浮かんで、比べているうちに疲れて、結局どれも始めない。
まずはChatGPT、ひとつで十分です。迷っているなら、ここで悩んでいる時間が、いちばんもったいない。
この記事は、道具の数に振り回されずにAIを選ぶ考え方を、福井の小さな会社の目線でまとめました。読み終わったら、自分が次に触るべき一つが決まっている状態を目指します。
まずは、ChatGPTひとつでいい
理由は3つです。ひとつ、利用者がいちばん多く、困ったときに検索すれば情報がすぐ出てくる。ふたつ、文章も、画像も、表の整理も、ひと通りこなせる万能選手。みっつ、スマホでもパソコンでも、無料ですぐ始められる。
最初から何種類も比べる必要はありません。ひとつを毎日使って、慣れる。足りないと感じたときに、はじめて次を検討すればいい。順番は、いつもこれです。
それでも気になる、3つの違い
とはいえ「ほかとの違いも知っておきたい」という方へ、ざっくりだけ。細かく覚える必要はありません。
| AI | 得意なこと | こんな人に |
|---|---|---|
| ChatGPT | 万能・情報が多い・画像も作れる | まず最初の一つに |
| Gemini | Google(Gmail・Googleドライブ)と相性がいい | Googleを日常的に使う会社 |
| Claude | 長い文章・ていねいな文章づくり | 文章の仕事が多い人 |
どれも、やれることの大半は重なっています。「どれが正解か」より「一つを使い込むか」のほうが、ずっと大事です。
有料にすべき? ——「毎日使う」と決めてから
無料版で、まず十分に始められます。有料プラン(月20ドルほど、3千円前後)に上げるのは、「これは毎日の仕事で使う」と自分で決めてからで遅くありません。
有料にすると、より賢い新しいモデルが使えたり、混んでいる時間でも待たされなかったり、画像やファイルの扱いが増えたりします。でも、それが自分に必要かどうかは、無料で使い倒してみないと分かりません。先に課金してから使い道を探すのは、順番が逆です。
複数を契約する前に
「あれもこれも」と何個も契約したくなったら、いちど立ち止まってください。道具が増えるほど、どれで何をやるか分からなくなって、結局どれも中途半端になります。
小さい会社の強みは、身軽さです。一つを決めて、深く使う。それで足りなくなったら足す。この引き算の発想のほうが、たいていうまくいきます。
選ぶ軸は、やっぱり「めんどくさい」から
最後に、いちばん大事なこと。どのAIを選ぶかより先に決めるのは、「自分の仕事の、何がめんどくさいか」です。
日報の集計がしんどいのか、文章を書くのが苦手なのか、お客様への返信に時間がかかるのか。そこが決まれば、必要な道具は自然としぼれます。道具から入ると迷い、用途から入ると迷わない。これはAIの始め方でも書いた、全部に共通する順番です。
こんな方へ
福井県内で、AI選びの入り口で立ち止まっている方。難しく考えず、まずChatGPTを開いて、今日の仕事を一つ話しかけてみてください。合う・合わないは、触ればすぐ分かります。
自分の仕事だと何が向いているか、一緒に確かめたい方は、私のAI活用勉強会へ。実際の仕事を持ち込んで、その場で選びながら動かせます。
この記事は「福井の社長のためのAI活用ガイド」の一本です。「何から始める?」「安心して使う準備は?」といったほかのギモンも、入口ページからたどれます。